手入力する項目自動計算される項目空欄・概算でも先に進めます
サンプルの想定:
サンプル1|サブリース保証家賃は見直しで下がる/修繕・改修はオーナー負担
サンプル2|地方都市家賃を上げにくい/将来の修繕・改修はオーナー負担
サンプル3|首都圏修繕・改修費を家賃に転嫁できる余地を確認

物件の今と、これからを見比べます

資料を順番に入力すると、現在の収益、周辺家賃、修繕費、借入残高、売却後の手元資金をまとめて確認できます。

この電卓で整理すること
📥 資料を入力📊 収支を比較🧭 次の一歩
今すぐ決める前に、現在と将来の数字を同じ条件で見比べます。

はじめに

担当者が資料を見ながら入力します。分からない項目は概算で進め、あとから実額へ差し替えられます。

この電卓で確認できること
現在の収益力、周辺相場、修繕費の回収、借入残高、N年後の収支、売却シミュレーションを一つの画面で比較します。
📥 入力資料を順番に確認
📊 比較収入と支出を見る
🧭 次の一歩急ぐか、時間をかけるかを確認
💾 保存について
「保存」を押すと、入力内容をJSON形式のファイルとしてダウンロードします。iPadでは通常、ファイルアプリの「ダウンロード」フォルダに保存されます。あとで「読込」から戻せます。

1. 資料・物件の基本情報

資料の状態を確認し、物件の基本情報を入力します。

ローン返済予定表未確認
家賃一覧未確認
修繕見積書未確認
周辺資料未確認

物件情報

年
戸
㎡

お客様の確認したいこと

2. 家賃・家賃保証

物件全体で入力する方法と、部屋ごとに入力する方法を選べます。

円/月
円/月
円/月
部屋番号だけ手入力できます。家賃・共益費・入居状況を入力すると、合計を自動で集計します。最大100戸まで追加できます。
部屋番号家賃(円/月)共益費(円/月)入居

家賃保証

円/月
%
%/年

3. 空室状況

現在の空室率と、年間を通じた実質空室率を分けて確認します。

戸

これは「今日の空室」です。月ごとの空室戸数の合計ではありません。

月ごとの各戸数を足して、空室の「戸×月」を計算します。現在空室数とは別の数字です。
円/年

月ごとの空室戸数(年間実質空室率用)

4. 周辺家賃相場

家賃を上げられるかは、物件そのものだけでなく周辺相場との比較で確認します。

比較物件家賃(円/月)面積(㎡)築年数設備・立地メモ
円/月
円/月
円/月

5. 経費・修繕

毎年出る費用と、将来まとまって出る修繕費を分けて入力します。

毎月・毎年の経費

円/年
円/年
円/年
円/年
%
円/年
円/年
円/年
円/年

大規模修繕・設備交換

年
年目
%

6. 借入状況

借入が複数ある場合も、1本ずつ条件を入力すると、年間返済額と残高を合算して確認できます。

入力の順番①借入区分 ②開始年・開始月 ③借入額・金利・期間 ④対象物件への計上 ⑤返済額 ⑥借換えの場合は旧借入残高根抵当権・共通借入で他物件分が混ざる場合は、借入総額と今回の収益不動産分を分けて入力します。過去の自己資金・他物件売却による繰上返済は、現在の対象物件残高に実額を入力すると計算根拠を確認できます。
借入は必要な本数だけ登録できます。

7. 売却シミュレーション

売却価格から費用・借入残高などを差し引き、売却後の手元資金を確認します。

円
%
%
%
%
%
円
%
買主が修繕費を負担する場合、その費用は購入価格の引き下げ要因になる可能性があります。売主負担・買主負担を別シナリオで比較します。

8. N年後の条件

5年・10年に固定せず、見たい年数を入力して将来を確認します。

年
%/年
%/年
%/年

結果:お客様が知りたいことから確認

「今いくら残るか」「将来どうなるか」「次に何を確認するか」を各タブで整理し、最後に比較します。

まず見る:年間の収入と支出

家賃などの収入から、毎年出ていく経費とローン返済を引いた「毎年の手残り(CF)」です。赤字の場合は、まず原因の確認を優先します。

収入

緑の棒が、年間に入る収入です。

支出の内訳(収入から引かれるもの)

赤い棒が支出です。棒の長さ=年間金額です。

比較したい年数をカードごとに入力してください。空欄のカードは比較から外れます。

選択肢の比較

収益の比較

周辺相場と必要家賃

修繕費の回収

売却シミュレーション

借入残高の推移

次に確認すること

    専門用語の意味をやさしく確認

    GPI(総潜在収入)

    満室だったら、1年間で受け取れる家賃などの合計です。

    つまり「この物件は、満室ならどれくらい稼げるか」を見る数字です。

    NOI(営業純利益)

    空室や経費を引いたあとに残る、物件そのものの収益です。

    ローン返済前なので「物件の力」を比べるために使います。

    CF(キャッシュフロー)

    ローン返済なども引いたあと、実際に手元へ残るお金です。

    プラスなら残り、マイナスなら持ち出しの可能性があります。

    還元利回り(キャップレート)

    年間の収益から、物件価格を逆算するときの割合です。

    土地の広さだけでなく「その物件が生む収益」で価格を見る考え方です。

    DSCR(返済余力)

    物件の収益でローン返済をどれくらいまかなえるかを見る割合です。

    1.0倍未満の場合は、収益だけでは返済に足りない可能性があります。

    📘 数字の意味と、考える順番
    このガイドは、結果を「数字が大きい・小さい」だけで終わらせず、どの費用が収入を減らし、どの選択肢を比べるのかを確認するための補足です。ひとつの答えに決めるのではなく、査定・見積書・契約書と照らし合わせながら候補を整理します。

    🏠 純資産価値(NAV)の考え方

    NAVは、物件を持っていることで残る「借入を引いた後の価値」を考える補助線です。

    純資産価値(NAV)の考え方
    = 物件価値の目安 − 借入残高

    収益物件では、土地の広さだけでなく、収益から価格を考える見方も使います。

    収益から見た価格の参考
    = NOI ÷ キャップレート
    NAVは査定額や売却価格を自動で決める数字ではありません。土地・建物の査定、売買事例、売却費用、税金を別に確認します。

    🌳 キャッシュフローの流れ

    上から順番に「入るお金」から「出ていくお金」を引き、最後に手元へ残る金額を見ます。

    GPI満室想定収入
    →
    EGI空室等を反映
    →
    NOI運営経費後
    →
    CF返済後の手残り

    このツールでは、収入、運営経費、ローン返済、年間CFを画面上で順番に確認できます。

    NOIは物件そのものの収益、CFは借入返済後に手元へ残るお金です。似た数字ですが、見る目的が違います。

    📈 物件の価値を上げる方向

    価値を上げる方法は、工事をすることだけではありません。次の3方向を組み合わせて確認します。

    • 家賃を上げる:周辺相場を超えない範囲で、設備・内装・募集条件との組み合わせを見る
    • 空室を減らす:年間の空室日数・部屋数を減らし、実際の収入を増やす
    • 運営費を抑える:管理料・保険・共用部費用などを契約や運用から見直す
    修繕費をかければ必ず価値が上がるわけではありません。工事費、工事後の家賃、空室改善、回収年数、売却時の評価を一緒に比べます。

    🚪 出口戦略:保有と売却を同じ土俵で見る

    売却では、買主が負担する修繕費や解体費が、購入価格の引き下げ要因になる場合があります。売主負担と買主負担を分けて確認します。

    ① 現状のまま保有毎年のCFと将来の修繕時期を確認します。
    ② 修繕して保有家賃・空室改善で工事費を回収できるか見ます。
    ③ 建物付きで売却売却価格から費用・借入・税金を差し引きます。
    ④ 解体・更地で売却解体・測量・残置物などの費用を差し引いて比較します。

    📚 参考にした考え方と確認資料

    • セミナー資料:空室率、総潜在収入(GPI)、実効総収入(EGI)、NOI、キャッシュフロー
    • 賃貸空室対策、賃貸設備投資、大規模修繕、修繕投資の回収評価に関する資料
    • 本ツールの数値は、入力された資料と仮定による概算です。最終判断では査定書、契約書、工事見積書、金融機関資料を確認します。
    この画面は説明用の整理資料です。地域・契約・税務・工事条件によって結果は変わるため、売却ありき・修繕ありきで決めない設計にしています。